カテゴリ:大和路・和歌山線( 51 )
444T 和歌山線 吉野口
2011/9/24撮影
 ぼんやりと昼下りの日溜りに立って辺りの風景に浸っていると「田舎」という言葉が頭に浮かんだ。言葉の響きと目の前の光景が一致し、実に素敵に思えてくる。日常の喧騒とはほど遠く、静かに時間が流れ、見知らぬ人々と挨拶を交わしていると自然に心が浄化されていくような。都会で暮らす我が身には経験したこともないスローライフが魅力的に思えてきた。「田舎」と言うと、時代に取り残されたマイナスのイメージを持ってしまいがちだが、ここにいるとなんと「田舎」が素敵なことか! 山口や磐西もそうだが、最初はSLという被写体に魅かれて通い始めるが、結局は日常では感じ得ない「田舎」に魅了されているのかもしれない。さもなくば何百キロも走って通い続けるのは阿呆でしかない。いや、既に十分、阿呆か?(笑)
 うだうだと瞑想していると、どこか遠くで踏切が鳴っている。そのテンポまで遅く感じてしまうのは気のせいか・・・我に返ってファインダを覗く。上り列車が木立の間に消えていく一瞬を狙う。編成は2両と短いので気は抜けない。カタカタとジョイント音が響いてきた。と、聞こえなくなった。トンネルはないので、切り通しでもあったか?と思う間もなく姿をみせた。田の中を突っ切ると正に木立のトンネルに吸い込まれるように走り去った。
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2011/9/24 和歌山線 吉野口~北宇智 444T
Canon EOS-7D , EF 70-200mm F4L IS USM


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by kony5711 | 2011-09-28 19:18 | 大和路・和歌山線 | Comments(0)
438T 和歌山線 吉野口
2011/9/24撮影
 天気が穏やかな日だけあってどこの田や畑でも農作業をされている。線路脇に立ってカメラを持っていると必ず「なんか変わったんがくるんかい?」と聞かれる。答えは「普段通りですよ」なんだが、たいてい怪訝な顔をされてしまう。この日も3~4人の方に声を掛けて頂いた。「彼岸花が綺麗なんで」と付け加える。すると、こっちがいいとか、あそこに行ってみろとか、必ず親切に教えて頂ける。で、言われた通りに集落のとても狭い路地を山に向かって登っていくと線路脇の畦に見事に咲いていた。稲は強風に倒されていて色づいた穂は向こうを向いているが、ファインダを覗いてみるとさほど気にならない。それよりも半逆光のトップライトのほうが気になる。逆光ファンとしては、逆光の度合が中途半端で出来ればもっと逆光のほうが絵は創りやすい。(笑) これだと側面が光るが、顔は真っ黒になりそうだ。バックの山も暗く翳っているので、どうまとめるか悩んでしまった。ただ、彼岸花は手前のほうが奇麗なのでここで切るしかない。ゆっくりと現れた列車は青の2両編成。やっぱり顔は真っ暗だ。
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2011/9/24 和歌山線 吉野口~北宇智 438T
Canon EOS-7D , EF 24-105mm F4L IS USM


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by kony5711 | 2011-09-27 18:18 | 大和路・和歌山線 | Comments(2)
440T 和歌山線 吉野口
2011/9/24撮影
 さすがにお彼岸だけあって彼岸花は絶好調。本来は曼珠沙華と呼ぶのだろうが、この時期に一斉に咲く。どの畦にも赤い花がパッと目について、思わず近づいてしまう。黄金色に色づいた稲穂とのコントラストも抜群。日が射すとさらに色が増すような。吉野口を過ぎて車を止め集落を散策するように撮影ポイントを探す。彼岸花に引きつけられるように集落の中を線路に沿って進む。ところが道は小川に阻まれ線路からは離れだした。仕方がないのでそのまま歩くと農家の隙間から線路脇の土手が真赤に染まっているのが見える。車で土手の上の道路を通ったはずだが、まったく気づかなかったようだ。見下ろす角度では見えなかったのだろう。ただ、そこに続く道がわからない。汗を拭き拭き小川に沿って大きく迂回すると橋があって小さな踏切に出た。少し遠いが望遠で狙えそうだ。畦に座って、私にしては珍しくローアングルで飛ばす。横位置では相当飛ばさないと遠いので、縦位置に構えてみたが上下が間延びして、どうもうまくない。さらに低い位置に構えて手前の花も入れバランスを取ってみた。どうだろうか?色合いも良く(?)青い2両編成が通過。撮影し終わって踏切の先を良く見ると土手を通る道路に続く小道がある。登ると、なんとそこに止めた車があった。なんて大回りしたことか!
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2011/9/24 和歌山線 吉野口~北宇智 440T
Canon EOS-7D , EF 70-200mm F4L IS USM


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by kony5711 | 2011-09-26 18:38 | 大和路・和歌山線 | Comments(4)
441M 和歌山線 掖上(わきがみ)
2011/9/24撮影
 和歌山線は御所(ごせ)から先は奈良盆地を出て山里に入る。細い谷筋を縫うように北宇智を目指す。盆地の広い田から段々と面積が小さくなってやがて斜面の棚田になっていく。途中いくつもの集落を過ぎてゆくのだが、盆地から谷筋への入口に掖上がある。農家が多く、どっしりとした造りに黒い瓦が特徴的だ。どこか農家と絡めて撮れないかとうろうろ。集落のなかは極端に道が狭いのでポイント探しにも苦労する。広い場所に車を止めて、あとはてくてくと歩いて回る。太陽が昇ってしまうと、夏に戻ったようにジリジリと暑くなってきた。大汗を掻きながらあれこれと見て回る。朝の光線状態の間に見つけたい。ところが、いくつかいい場所は見つけたが電化区間なので架線柱がどうにもならない場所が多い。基本片持ち柱なのだが、いつも邪魔な側にある。非電化区間だったならどこでも撮れそうなんだがなぁ~。やっと光線状態の良好な場所に三脚を設置。すかさず下り列車が接近。なんとか間に合った。列車の長い影が築堤に落ちてちょっとおもしろい。
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2011/9/24 和歌山線 掖上 441M
Canon EOS-7D , EF 70-200mm F4L IS USM


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by kony5711 | 2011-09-25 12:02 | 大和路・和歌山線 | Comments(2)
426T 和歌山線 御所界隈
2011/9/24撮影
 今週の3連休も地元で用があって切れぎれにしか時間が空かない。まぁ、シーズンもいいので先週同様に奈良盆地南端に出撃。今週は夕方がダメなので早朝から現地入り。夜の間にグッと冷え込んだせいで露が降りて辺りはしっとりと濡れている。気温もひんやりして半袖では寒く、薄手のウィンドブレーカを着込んだ。露の着いた稲が朝日に反射してキラキラと奇麗だ。どうも私の目は逆光を良しとするみたいで、順光でも撮れるのに敢えて逆光の風景を選んでしまう。光を反射する稲と彼岸花。太陽に向かって見るととても奇麗だから仕方ない。ポジションを捜して畦を歩いているとズボンの裾がたっぷりと濡れてしまった。太陽が動いて露出が変化するので気を遣いながら列車を待つ。やってきたのはラップ塗装の2両編成。生憎、逆光でシルエットになってしまった。
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2011/9/24 和歌山線 玉手 426T
Canon EOS-7D , EF 24-105mm F4L IS USM


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by kony5711 | 2011-09-24 21:53 | 大和路・和歌山線 | Comments(4)
9093M 臨時特急[まほろば] 第一大和川鉄橋
2010/5/30撮影
 朝から地元自治体のクリーンキャンペーンに参加。終ってG/Sまで洗車に出かけた。1週間前の深夜に只見まで往復したため、フロント周りに虫くんがへばりついたままだ。きれいに洗って、ワックスをかけた。帰り道、踏切まで戻ると、三脚がちらほら。うん? まほろば狙いのようだ。いつもなら、「ご苦労様」って感じで通過するのだが、快晴の空の下、いつも霞んでいる生駒山系がすっきり見えている。これは一発やる価値がありそうだ。
 機材を持って第一大和川鉄橋に取って返す。この鉄橋は上下線それぞれの北側に手摺があるため、寄って下り列車を狙うと足元に手摺がずらり並ぶ。しかし、いつも大勢の方が鉄橋脇から寄って撮影されている。ちょっと謎。私はいつものように、鉄橋から1人離れて6両編成に延びてもらうことにする。バックに生駒山系が低く入る。上を向けて空を大きくとるか、下を向けて川原を取り込むか、いつも悩むが快晴で空に雲がないので下向きに決定。生駒山系がとても近く見える。
 定刻にまほろばが通過。この時点で鉄橋脇に三脚が3台。ここも有名になった?? 先頭車の上に生駒山頂のテレビ塔が見える。大阪・京都・奈良の方はここからの電波にお世話になっている。関西のオヘソにポンと高い唯一の山だ。最後尾の上に見える飛び出したピークが信貴山。生駒山から信貴山にかけての山が大阪から見ると東の端。この山が大阪と奈良を隔てている。日当り良好、のんびりとした雰囲気にあくびが出てしまった。
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2010/5/30 JR大和路線 王寺~法隆寺 9093M[まほろば]
Canon EOS-7D , EF-S 17-55mm F2.8 IS USM


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by kony5711 | 2010-06-03 18:39 | 大和路・和歌山線 | Comments(2)
9094M 臨時特急「まほろば」 斑鳩
2010/4/4撮影
 基本的に昨日は非鉄だったのだが、夕方になって家族がそれぞれに出かけてしまったので、私もということで第一大和川橋梁へ。返しの「まほろば」をいつものバックショットで狙うつもりだったが、光線状態が良くない。真夏なら側面ギラリでいい雰囲気になる時間帯なのに、この季節とは太陽の位置が違うようだ。場所を変えようかとも思ったが、そんなに気合も入ってないので、鉄橋に登ってくるところをアウトサイドから狙うことにする。顔に日が当たるものの、側面は日が回らない。カーブのインサイドは雑草と架線柱でとても絵にならないし・・・「まほちゃん」も3度目の撮影で気が抜けてきた? 手前の雑草がうるさいな。
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2010/4/4 JR大和路線 法隆寺~王寺 9094M 臨時特急「まほろば」
Canon EOS-7D , EF 70-200mm F4.0L IS USM


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by kony5711 | 2010-04-05 19:04 | 大和路・和歌山線 | Comments(4)
9094M 臨時特急「まほろば」 河内堅上
2010/4/3撮影
 どこも桜が満開で行楽地は人、人、人。車は渋滞で思うように移動ができないうえに駐車もできない。夙川沿いで撮るつもりだったが、駐車場はどこも満車。橋のうえは人も多くて、構図も作れそうにない。結局一日うろうろしたが、桜の撮影ができたのは朝の調子だけ。それなら、まほろばはホームの桜を絡めようと堅上に移動した。
 到着すると考えることは皆さん同じだったようで。跨線橋の階段は三脚がずらり。一番前の低い位置に声を掛けて入れて頂いた。なんとかフレームを作って、身動きせずに数10分待つこととなった。駅舎の影がどんどん線路に張りだして、日が当る位置が遠退いてゆく。カーブを描いてホームに入って来る編成はすでに山の影の中になり、面しか日は当たりそうにない。ただ、桜だけは日当たり良好。抜群に奇麗だ。
 定刻過ぎに大和川を渡る轟音が聞こえてきた。カメラを構えて露出を確認。列車はゆっくりとホームに入って来た。停車するのかと思うくらいの速度だ。ホーム中程15mくらいの間だけ日が当る。連写。やっぱり編成は真っ暗な影のなか。斜光線でコントラストが強いため存在すら分からない。う~ん、こんなもんかな。それにしても、どでかい154kmポストだ。人よりも遙かに大きい。ここだけ拡大したわけではありません。(笑)
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2010/4/3 JR大和路線 河内堅上 9094M 臨時特急「まほろば」
Canon EOS-7D , EF-S 17-55mm F2.8 IS USM


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by kony5711 | 2010-04-04 20:00 | 大和路・和歌山線 | Comments(8)
回2311M 第一大和川橋梁
2009/11/7撮影
 土日の休みは用が重なり撮り鉄はまたもゆっくりできなかった。土曜に朝練だけは出かけたが、帰宅時間の関係で遠出はなし。夏の間、気になっていたが撮影していない列車を狙いに出かけた。
 平日は「やまとじライナー1号」として運行される列車だが、土日は運休。ただ、金曜夜に3号として加茂に向った列車が、土曜朝に1号のスジで日根野に回送される。「回送」のサインで運転されるが、時々「やまとじライナー」のこともある。原色の381系6両編成。今やこの編成は、定期運行では「やまとじライナー」と「はんわライナー」でしか見られなくなった。もちろん平日の朝練がベストだが・・・
 夏場は問題なく撮影できるが、この時期は大和盆地に太陽が顔を出した数分後にやってくる。大和川の堤防から望遠で狙う。もう少し引き付けて6両を入れたいが、手前の雑草が長く伸びて列車を隠してしまう。グッと退けば6両入るが、この角度のほうが昇りかけた太陽の光を反射してくれる。やって来た列車は「回送」だった。・・・あたりまえか。
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2009/11/7 JR大和路線 王寺~法隆寺 回2311M

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by kony5711 | 2009-11-09 20:49 | 大和路・和歌山線 | Comments(0)
大和路線各駅停車 103系 第一大和川橋梁
2008/12/23

 私だけではないと思うが、必ず同じ形式でやってくる通勤電車を真剣に狙うことは少ない。いつもやって来るだけに、いつでも撮れると思ってしまうからか、なかなかレンズを向けることはない。それどころか狙っていた列車が来るとガバッとカブるのは各駅停車や快速ばかりで、通勤電車ファンには悪いが私にとっては天敵かもしれない。
 しかし、いつの間にか数が減り、気が付けば走っていなかったりする。JR神戸線、京都線の201系、203系などいつもの顔ぶれはいなくなり、今や221系を残し他はシルバーボディばかりになってしまった。いつかは撮ろうと思わずに、今撮っておかないといけないようだ。
 JR大和路の103系も見かけることが少なくなってきた。201系がずいぶん増えた。平野で城東貨物を待っていても、やって来るのは201系ばかりになった。大和路の各駅は103系の時代が長く、各駅といえば103系で記憶が定着しているだけに、今でも103系が来ても慌てて構えることもない。天気が良くて、景色が気に入れば1発とるぐらいだ。

 第一大和川橋梁付近は、奈良盆地の南西に位置し周囲はのどかな田園風景がひろがる。川の両岸に道路があり、どこからでも列車が狙える。橋梁はほぼ東西に架かるため、南側からは終日順光。ただ、沿線は南側架線柱の低い位置に通信ケーブルが張ってあるため、橋梁に続く築堤では撮影できない。ボディ中ほどにケーブルがくる。橋梁から架線柱1本分はケーブルが高い位置に迂回するので、橋梁の前後でのみ撮影可能だ。編成写真にこだわらず、鉄道風景を撮影するなら問題なし。景観はとても良い。
 この日は快晴。傾いた日が、うまく車体を照らしてとてもきれいだ。空気も澄んでいて、バックの生駒山系が間近かに見える。信貴山のピークが山並みから少し飛び出しほどよいアクセント。こんなにすっきり見える日は少ない。
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2008/12/23 JR大和路線 王寺~法隆寺 103系各駅停車

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by kony5711 | 2009-06-26 18:09 | 大和路・和歌山線 | Comments(0)