9521レ 長門峡
2012/3/24撮影
 みつるさんは2度目の山口だが、前回は正月だったのでC57のレギュラーシーズンの出撃は初めて。なので、仁保で撮影をスタートした以上は定番の追いかけでご案内することに。仁保から9号線に戻り、木戸山を越えて長門峡へ向かう。篠目へ向けて峠を登るSL列車の速度はとても遅い。そのうえ停車するので車を急いで走らせる必要はない。流れにのって峠道を楽しみながら北上。車も少なくスムーズに長門峡に到着。10分程度先行できた。国道脇に立って、さて、どう撮ろうかと・・・ふと見ると線路と国道の隙間の狭い田に雨が溜まって空を映している。いつものアングルをやめて、これをなんとかすることにした。前後の撮影者に声をかけて邪魔をしないように場所を探る。縦アングルでなんとかいけそうだ。三脚を据えてフレームを創って列車の到着を待つ。が、風がとても強いことに気が付いた。思い通りに煙がフレームインしてくれる確率は低そうだ。それどころか暴れることは間違いない。三脚でカメラを固定するのはリスクが高そうなので手持ちに変更。他の方の邪魔にならないよう三脚は片づける。すでに踏切は鳴り出し、長い汽笛一声、ゆっくりと動き出した。大量の黒煙でサービス満点。ふと悪い記憶が蘇る。昨年の重連運行で風に押されて黒煙が列車よりも先に走ってしまって画面は煙幕で包まれた。黒い霞の中の重連で撃沈! あのとき以上に風は強い! 鉄橋を渡り始めると案の定煙は国道側に倒された。倒された煙は客車に絡みつく、そこへドレーンで大量の蒸気! 機関車の頭しか見えない。幸い追い風ではないので煙が列車を追い越すことはなさそうだ・・・が、横に倒された煙は上下に大暴れしながら列車接近。フレームを上下左右に動かしながらズームリングまで操作。夢中で列車を追いかけながら連写! なにがどうなったのか判らないうちに目の前を機関車が通過。次の瞬間、大量の黒煙が襲いかかってきた。いや~堪りませんなぁ~!この感じ!この香り!
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2012/3/24 山口線 長門峡 9521レ SL「やまぐち」
Cann EOS-7D , EF 70-200mm F4L IS USM


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by kony5711 | 2012-03-29 17:45 | 山口線 | Comments(4)
Commented by C62重連  at 2012-03-29 17:41 x
毎度です!
見事な爆煙ですな・・(^^;
撮影も楽しかったでしょうけど、それ以上に香りやシンダシャワーの
洗礼も楽しかったのでは・・??(^^)/
Commented by kony5711 at 2012-03-30 17:29
>C62重連さま

毎度です!
このショットの直後にたっぷりと黒煙シャワーを浴びました。
風の悪戯もあったのですが、通過後の楽しみでもありますね。
Commented by まむし at 2012-04-06 23:29 x
毎度です!
まさに暴れ龍ですね。迫力満点ですね。
これがSLの醍醐味の一つであることは間違いありませんね。絵はがき的な写真ももちろんよいわけですが、こうした切り取り方をされるのはさすがだと思いました。
Commented by kony5711 at 2012-04-09 16:44
>まむしさま

毎度です!
長門峡の築堤は無風のときが少ないので撃沈することが多いです。
特に風の強い日は予測不可能なので手持ちでやることにしています。
昨年、某ギャラリーに出展した絵も手持ちでした。あの日も強風だったので。
その場では必死で結果の予測など出来ませんが案外手持ちのほうが良い結果になることがありますね。
たまたまでしょうが・・・
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