9521レ SL[やまぐち] 宮野、長門峡、徳佐
2010/11/20撮影
 11月のこの頃になると、ここ数年やまぐち号の最終運転に立ち会うのが恒例になっている。今年もこの日だけはスケジュールを空けて絶対に行く覚悟。しかも今年は仲間から声を掛けて頂いて賑やかに出かけられる。意気揚々、やる気満々。

 19日に本業を早々に切り上げて一旦帰宅。夕食とシャワーを済ませて機材を積み込み、午後10時過ぎに出発。途中、しゅうがさんを迎え一路山口を目指す、はずが・・・自宅から最寄の高速道路のインター料金所で、なんとパンク! 路肩に寄せて小雨の降るなかタイヤ交換。F1のピットインではあるまいし、タイヤ交換、給油して6秒でスタート!とはいかない。たっぷり30分のロスタイム。あわてて、しゅうがさんに連絡。暗い路上で待ってもらうわけにはいかないので、一旦帰宅してもらった。すみません。タイヤ交換はしたものの、緊急タイヤのままで500kmを走ることはできない。スタンドでパンクしたタイヤを直したいが、23時になっては作業してくれそうなスタンドはない。とりあえず、しゅうがさんと合流。中国道で西へ、西宮名塩SAのスタンドでなんとかパンクを修理しリスタートが可能になった。すでにJB23さんは修理完了を一緒に待って頂き、同時にスタート。鉄おやじさんはすでに先行で走行中。あとを追う。
 朝、富海PAで仮眠。いつものように7時過ぎに宮野に向けて再出発。いつもと違って、車3台連ねて走る。宮野に着くと、まずは18.5km付近の森に全員で入ってみる。幸いお気に入りのS字の奥にはまだ三脚が立っていない。早々に三脚を設置。ここに決めた。その後、18.6km付近のポイントに移動。鉄おやじさんはここに決定。しゅうがさんとJB23さんは車に戻ると仁保の奥に消えていった。

 天気は快晴、雲1つない。空気も澄み切っていて心地いい日差し。最高の1日になりそうな予感。パンク騒動で厄払いできたか? ただ、お目当ての栗の木の紅葉はいま一つ。もっと色着いていてもよさそうなものだが。S字を入れ、栗の木を配してフレームを作る。SLは脇役、奥から飛び出したところを狙う。定刻を過ぎると汽笛が聞こえた。宮野の発車か? さらに数分が経つと小さなドラフト音が聞こえてきた。さらに汽笛。風に乗ってドラフト音は大きくなったり、小さくなったり。やがてリズムがゆっくりとなる。大山第三踏切を通過したか? ぐっと大きな音になって、さらにテンポが落ちる。そして空転。一旦音は消え、その後ゆっくりとドラフト音が復活してゆく。音はさらに大きくなった。と、また空転。よく滑るようだ。再度復活したドラフト音は爆音になってきた。さぁ、来るぞ!! 灰煙が木立の上に上がる。ゆっくりとカマが顔を出した。連写! S字を抜けて脇に来ると、また空転。列車の速度は20km/h程度まで落ちている。手を振って列車を見送ると森の中、線路のために開いた細長い空は黒煙で埋め尽くされていた。
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2010/11/20 山口線 宮野~仁保 9521レ SL[やまぐち]
Canon EOS-7D , EF 70-200mm F4.0L IS USM


 仁保の奥に消えていったお2人は、追っ掛けは不可能。鉄おやじさんと2台で長門峡を目指す。交通量は普段と変わらないが、11月3日のようにイベントがあると渋滞する。ドキドキしながら木戸山の峠を下る。篠目を通過しても渋滞する気配なし。これなら大丈夫だ。長門峡のポイントに着くと、定刻の10分前。辺りを見ると、う~ん、紅葉がイマイチ。築堤脇に座って、ススキ狙いで待つことにする。見上げるアングルにして、バックの山のわずかな紅葉を入れてみる。こんなもんかな、と思っていると汽笛一声、長門峡の発車!
 仁保路の峠と違って、発車するとドラフトのテンポはすぐに速くなる。大量の黒煙を噴き上げながら加速。鉄橋を渡ると、辺りは風に流された黒煙だらけに。せっかくのバックの山も黒煙に霞んでしまった。アングルも悪く、このショットは撃沈ですな!
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2010/11/20 山口線 長門峡付近 9521レ SL[やまぐち]
Canon EOS-7D , EF 70-200mm F4.0L IS USM


 長門峡で列車を見送ると、すぐに北を目指す。お次は徳佐。途中、地福で列車に追いついた。国道と並走区間で前回同様にまたもSL列車と並走。車のほうが早く、らくらく追い越した。後ろに鉄おやじさんが続いている。寒いが窓を少し開けて、ドラフト音を聞きながら先行する。徳佐の定番側は満席だろうという予想で、駅の発車が狙えるポイントへ。うまい具合にまだ人は少ない。すぐに脚立に乗ってアングルをつくる。SLと交換する普通列車が上ってきた。ほどなくSLが到着、黒煙を上げ始める。築堤はススキで一杯、半逆光に反射し、風に揺らいで美しい。出来る限り画面に取り込んでアングルを決めた。踏切が鳴りだし列車が発車。ドレーンを切りながら、いい煙だ、サービス満点。ポイントを渡り首を振ったところで、連写! ススキのステージの上を滑るように走り去った。
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2010/11/20 山口線 徳佐 9521レ SL[やまぐち]
Canon EOS-7D , EF 70-200mm F4.0L IS USM


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by kony5711 | 2010-11-26 20:34 | 山口線 | Comments(5)
Commented by みつる at 2010-11-26 20:56 x
こんばんは、今年最
後の蒸気を楽しまれたようですね。
どれも煙がほどよく、ススキがいいですね。
現役時代を彷彿させるような雰囲気です。
Commented by みつばち at 2010-11-27 06:41 x
おはようございます(^^)
道中たいへんやったようですね(^^;
お疲れさまでした。

しかしやっぱりやまぐち号は迫力が違いますよねぇ。
一つ前のモノクロの写真もそうですが、逆光や半逆光で狙うのもいいですね。
空いてる時にやまぐち号を撮りに行きたいですわ(笑)
Commented at 2010-11-28 02:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kony5711 at 2010-11-29 00:36
>みつるさま

こんばんは
たっぷり煙吸ってきましたよ~ (笑)
’秋’は十分に深まってはいませんでしたが、
天気が良くて最高でした。
Commented by kony5711 at 2010-11-29 00:38
>みつばちさま

こんばんは
最近ようやく山口の逆光が楽しめるようになってきました。
順光の午後よりバリエーションがあっておもしろいですね。
来年も通いますよ!!
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