9425レ[SL会津只見新緑] C11-325 滝谷川鉄橋
2010/5/23撮影
 遠征初日は無事に終了し、宿に入ってぐったり。翌日の天気予報は午前中、曇り、午後は雨、80%のようだ。雨、風ともに強くなって荒れた天候になりそうだ。せめて午前中は降らずにいてほしい。翌朝、6時に起床、朝食を済ませて7時前に出発。前日ロケハンした滝谷川鉄橋のポイントに向う。25年前にも訪れた場所だ。予報通りに空はどんよりとして重たい雲に覆われている。まだ、雨は大丈夫そうだ。7時半頃にポイントに到着。すでにお立ち台はほぼ満席状態。ここなら人は少ないと思ったのだが・・・声を掛けると、気さくに隙間に入れて頂けた。ありがとうございます。この時点で私を入れて5名、他に主のいない三脚が1台。この辺りまでがベストポジション。後は鉄橋は見えるが沢が見えなかったり、沢は見えるが鉄橋が半分しか見えなかったりする。
 列車通過まで3時間以上。ご近所様と鉄談義にカメラ談義と談笑三昧。特に現地での生情報はすぐに役立つことも多いのでとても助かる。撮影地情報を交換し、機材を見せて頂く・・・景観のすばらしい沿線だけに、解像力のあるディープな機材が多いような?朗らかな話し声と沢のせせらぎに消されて列車の接近は直前まで聞こえない。突然425Dが現れた。慌ててシャッターを切ったが、まだフレームは決まっていない。この後、会津宮下で交換して426Dが上ってくるので、試し撮りの最後のチャンス。フレームを決めなければならない。
 目の前に藤が咲いている。わかる程度に真中に据えて鉄橋を配して見た。少し霞んだバックの緑が遠近感を付けてくれそうだ。ただし、沢は入らない。空は白とびしているのでなるべく少なく、谷の広がりが分かる程度に残した。緑豊かな谷の上をアンダートラスで綱渡りして行く列車に見えたら成功かな?
 もう1台は退いていく。白い空は省略。右手の斜面の新緑を大きく取り込む。鉄橋は上よりに来るが、煙が出たときのことを考えて少し余裕がほしい。ぐっと退くと沢まで入る。ただし、中途半端な見え方をするので、川の流れに見えない。もっと左に足場を寄せたいが、切り立った崖ではどうしようもない。ただ、沢の左の針葉樹がすっぽり入って谷の深さが強調できる。その分鉄橋が高く見える。このフレームもいいかも?
 列車通過の30分前になると道路沿いにも三脚が並び始めた。30台はあるか?それでもまだ増えそうだ。ここも人気スポットなのか? 遠くで汽笛が聞こえたような?辺りが静まり返る。だれもが三脚の前に立ち、ファインダを覗き込む。集中すると周りの気配は意識から消えた。大勢の視線が鉄橋に集った、滝谷通過の汽笛。来た!轟音と共に機関車が飛び出してきた。ほど良い黒煙を棚引かせながらゆっくりと空を渡る。連写。

 寄せた絵は機関車が中央に来たショットを選んだ。バックの斜面の広がりが画面に奥行をだしているようなので、機関車で隠さないショットがいい。編成は切れているが、ぶつ切れ感はないのでOKテイクでしょ。退いた絵は編成がスッポリと収まったショットを選んだ。こちらはバックの斜面が列車と煙で隠れても谷の深さがメインなので、小さく配した列車はなるべく長いほうが目立つ?・・・う~ん、どちらがいいのか? 全編成は入らないと思っていたが、幸いうまく入ってくれたので、退いた絵のほうが画面が締まったような気がする。こちらのほうが好みかなぁ?
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2010/5/23 只見線 滝谷~会津桧原 9425レ[SL会津只見新緑] C11-325
Canon EOS 7D,EF 24-105mm F4.0L IS USM

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2010/5/23 只見線 滝谷~会津桧原 9425レ[SL会津只見新緑] C11-325
Canon EOS 40D,EF-S 17-55mm F2.8 IS USM


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by kony5711 | 2010-05-27 18:59 | 只見線 | Comments(2)
Commented by まむし at 2010-05-31 18:37 x
こんばんは。
下の鏡のような川面にうつるDCもなかなかのものですが、こちらの深山幽谷の気配濃厚な鉄橋写真もよいですね。
おっしゃるように私も好みは下の引いた写真です。列車の編成がしっかり橋梁上に乗っているのが、画面を引き締めている最大の要因ではないでしょうか。上のお写真は確かにぶつ切り感はありません。でも、どうしても中途半端という雰囲気がまぬかれません。
対して下のお写真はピシッ決まっています。すばらしいと思いました。
Commented by kony5711 at 2010-05-31 19:36
>まむしさま

こんばんは
ここは只見川の流れはないですが、とても只見線らしい場所でもあると思います。
豊かな谷あいの自然があって、天気は優れませんでしたが清々しい気分に浸れました。
現場では上のほうがいいと思ったんですが、結果的にまだ工夫の余地があったようです。
逆に下は、川が中途半端なのでイマイチと思ってましたが、編成が全部入ったおかげで良い結果になりました。
2カメで救われました。いろいろあって、まだまだですわ。
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