9522レ SL「やまぐち」C56-160+DD51-844 白井
2010/5/1撮影
 撮影者が少ないので、徳佐で撮影後に慌てて午後の場所取りに移動する必要はなさそうだ。コンビニで昼食を仕入て、のんびりと津和野に走らせる。途中、十種ヶ峰が左手に見え、手前は水が張られた一面の田。トップライトに照らされてキラキラと美しい。田の畔では田植の準備も始まっている。天気も抜群。午後になっても曇ってきそうにない。のどかに、のんびりとした時の流れがあった。峠を超えて津和野へ、本門前踏切に寄ってみた。三脚は2台だけ。いつもなら置場がなくなっている時間帯だ。道の駅、なごみの里で休憩。PCに電源を入れて午前中の絵を吸い上げ確認する。残念ながらネットは圏外でつながらない。窓を全開にして昼寝を決め込んだ。
 さて、午後はどこで撮ろうか。どうせ煙は期待できないし、どう撮っても凸ちゃんが入る。それなら春の景色を求めて山里しかないかな、ってことで白井の里へ。すでに午前中に大山路でご一緒した関西からの御一行がいらしてる。地元の駐車場に車を止めさせて頂き、地元の方にご挨拶。御一行とともに里の神社にお参りをする。「いい絵が撮れますように」グッド・ショット祈願。御利益は如何に?
 太陽が傾き始め斜光線に照らされた白井の里は、とても美しい。まだまだ新緑とまではいかないが淡い緑に包まれて、心地よい春の風景が広がっている。透き通った川の流れは青空を映し、河原に菜の花が咲き誇る。賑やかな鳥のさえずりが聞こえ、芽吹きだした木々の間を時より暖かい風が吹き抜ける。のどかな時間が流れ、谷間には鉄たちの雑談しか聞こえない。たっぷり退いて春のすべて(?)を入れてやろうと思っていたが、川の中洲の菜の花が気になる。ぐっと寄せると橋を中心になかなかいい絵になりそうだ。今日は列車は脇役になってもらうことにする。のどかに時間が流れ、居心地の良い風景に、あくびが止まらない。
 やっと遠くで汽笛が聞こえ、だれもがカメラの前に張り付く。雲もなく翳る心配はまったくない。露出を確認し、レリーズを握りしめる。その後およそ4~5分経過、なにも聞こえない。と、静寂を破って唐突にドラフト音が湧き出てきた。思う間もなく、黒煙が上がりカーブからC56が飛び出す。2両目の凸が見えた瞬間、山からの吹き下ろしの風に煙は一気に倒され川の方向へ。編成はすっぽり隠された。煙の影がC56に落ち、黒い人がますます真っ黒になる。かわりに凸ちゃんはばっちり日が当り、バーミリオンレッドが眩しい。「なんであんたこんなに目立つの!」って感じだ。ゆっくりと5両の編成が通過。汽笛とともにトンネルに消え、辺りには石炭の香りが残った。
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2010/5/1 山口線 船平山~津和野 9522レ SL「やまぐち」C56-160+DD51-844
Canon EOS-7D , EF 70-200mm F4.0L IS USM


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by kony5711 | 2010-05-03 15:43 | 山口線 | Comments(2)
Commented by うみ at 2010-05-04 07:02 x
SL山口号は乗った事はあるのですが 沿線からの撮影は1枚も
無いのです、、、
撮影者が少ないのは  やはりDD51が補機で、、、、でしょうかね?


露出を確認  レリーズを握りしめる なんて 昔を思い出します~
Commented by kony5711 at 2010-05-05 13:22
>うみさま

やっぱり凸補機は好みではないようですね。
SLは自力走行がみたいですから・・・
沿線撮影も是非トライして下さい。
7月後半からはC571も復帰しますので!
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