9522レ SL「やまぐち」 本門前踏切
2009/11/23撮影
 午後になっても雲もなく、スカッと晴れて抜群の光線状態。こうなれば11月3日のリベンジに向うしかない。徳佐で撮影後、すぐさま本門前踏切に直行。混み合う日だけに場所の確保が最優先。前日よりも踏切に近い場所に三脚が設置できた。数分後には、踏切から数メートルの間にズラリと三脚が並んだ。道の反対側にも大型の三脚が立つ。雲が出ないことを願いながら一息ついて昼食、暫し休憩。
 さぁ、どっちに煙は流れる?右、左?あれこれ悩むが悩むと碌な事がない。直感を信じてエイヤーと決めるほうがうまくいくような気がする。例えば、追っ駆けをして長門峡の築堤で撮影するときなど、ここと同じように谷の風が読みにくいが、到着して5~10分間に設置して風を読み、構図を創って露出を決める。悩んでなんかいられない。直感勝負。ところが、ここは待つ時間が十分にある。その間に光線状態は変わるし、風も変わる。その度に悩んでしまう。悩んだあげくに下手を打つ。レンズを換えてみたり、縦/横を変えてみたり。その時はそれで良かれと思っているのだが・・・

 風は谷から山へ。前日とは逆に線路の向こう側に煙は流されるが、風は強くないのでそこそこ噴き上がると予想。縦位置にセットした。画面右手に煙が流れればバックの斜面の紅葉も煙で見えなくなることもない。光線は抜群。定刻を待つ。
 津和野発車の汽笛。空に雲はなし。どう考えても翳る心配はなさそうだ。安心して露出を確認。ファインダーの中はとてもきれいだ。空に漂う黒煙がこちらに近づいてきた。ドラフト音と共に築堤に姿を現した。きれいな白煙を棚引かせながら、いつものようにゆっくりと切り通しに入る。灰煙に変わった。山の斜面を煙が勢い良く噴き上がっていく。風が思ったよりも強そうだ。まずい。切り通しを抜けると煙はいきなり向こう側に倒された。画面の外に出てしまった。連写・・・どうしようもない。 
 おかげで、バックの紅葉はバッチリ入ったが・・・やっぱり横位置で退いた絵にすればよかった。そうすれば、紅葉も煙もうまく捕らえられたのに・・・悩むと碌な事がない。今回もリベンジならず。来年に持ち越しですな。それにしても前日の冬の絵とはえらい違い。同じ場所とは思えない。
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2009/11/23 山口線 船平山~津和野 9522レSL「やまぐち」

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by kony5711 | 2009-12-03 20:38 | 山口線 | Comments(4)
Commented by まむし at 2009-12-08 23:55 x
相変わらず臨場感のある文章にほれぼれしています。
お写真も確かに煙が切れていると言えばそうかもしれませんが、右にある程度幅もあってよろしいのではないですか。
これが横位置になると煙も入るでしょうが、列車の存在が小さくはならないのでしょうか。背後の紅葉もしっかりスペースがあり、私は気にいっています。
ところで、ご許可いただけたら私のブログにリンクを張らせていただきたく。お願いいたします。
Commented by kony5711 at 2009-12-09 23:17
>まむしさま
11月3日の後遺症で、あの時イメージした絵がどうしてもほしくなって・・・
この日は天気も良く、あのイメージを追い掛け過ぎたのかも・・・
そのため、結果が納得できていないのかもしれません。
・・・あきらめが悪いせいですかね。

リンクの申し出、ありがとうございます。
是非、お願いします。
このブログにも、まむしさまのご了解が頂けるのなら、
リンクを張らせて頂きます。いかがでしょうか?
Commented by まむし at 2009-12-11 00:22 x
リンクのご許可ありがとうございます。早速、張らせてもらいます。
私のつたないブログでよかったら、リンクをお願いいたします。閲覧される方のお目汚しになったら恐縮ですが。
Commented by kony5711 at 2009-12-11 17:35
>まむしさま
ありがとうございます。
早速、リンク致します。
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